一人暮らしだと、ついつい食事がおろそかになってしまい、気付いたら毎日菓子パンを食べているという方もいるのではないでしょうか。
かくいう私も、朝の準備で忙しく食事を作っている暇がないので、菓子パンを食べて出勤していた時期がありました。
結論からいうと、毎日菓子パンを食べるのはヤバイです!
今回は、一人暮らしで毎日菓子パンを食べ続けるリスクと対処法について解説します。
この記事でわかること
- 毎日菓子パンを食べ続けるのはさまざまなリスクがある
- 菓子パンを食べないようにする習慣が大切
- 手軽に栄養補給するなら冷凍宅配弁当がおすすめ
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一人暮らしで毎日菓子パンを食べ続けるのがヤバイ理由
一人暮らしで毎日菓子パンを食べ続けるのは、本当にヤバイです。
食べているときやすぐにヤバくはならないため気付きにくいですが、確実にあなたの身体を蝕んでいるでしょう。
では、毎日菓子パンを食べ続けるのはなぜヤバイのか、その理由とリスクについて解説します。
中毒性がある
甘みを摂取すると脳内で快楽物質が流れ、定期的に欲してしまうようになります。
菓子パンの甘さも同様に中毒性があるので、気付いたら無意識のうちにやめられなくなっているのです。
疲れたときにチョコやケーキを食べると幸せな気持ちになりますよね。
この幸せな気持ちが菓子パンを食べても得られるようになるので、食べ過ぎには注意したいところです。
疲れやすくなる
菓子パンに含まれる糖分は、身体・脳を疲れやすくするので気をつけなくてはいけません。
甘いものを摂取すると疲れが取れる、と聞いたことがある方も多いでしょう。
甘いもので疲れが取れるのは嘘ではないのですが、一時的なものでしかなく、1日を通すとかえって疲れやすくなります。
原因は糖分によって急激に血糖値が上昇してしまう点です。
血糖値が上昇すると、ドーパミンと呼ばれるホルモンが分泌されて集中力が高まり、疲れが取れたような感覚になります。
しかし、糖分をエネルギーへと変換するために必要なビタミンB群が不足すると、疲労感を感じやすくなるので、結果として逆効果です。
栄養が少ない
そもそも菓子パンは脂質とカロリーがやたらと高いだけで、ビタミン・ミネラルの栄養が少ないです。
ビタミン・ミネラルが不足すると、免疫力の低下やストレス耐性が低くなり、健康的な生活に悪影響を及ぼします。
一人暮らしをしていると特に栄養バランスが崩れやすいため、菓子パンの食べ過ぎには注意しなくてはいけません。
肥満になる
栄養が少ないのにも関わらずカロリーや脂質が多い菓子パンは、他の食事よりも肥満になりやすいです。
小さな菓子パン1個食べるだけで、ご飯茶碗1杯以上のカロリーがある場合も多く、菓子パンだけでお腹を満たそうとするとかなりのカロリー摂取になります。
菓子パンを食生活の主軸にすれば、その分だけ肥満リスクが高くなるのも納得です。
病気リスクも高まる
菓子パンによって血糖値の乱高下が激しくなると糖尿病のリスクが高くなります。
また、脂質の摂り過ぎによって心血管疾患といった生活習慣病のリスクを高める可能性も高くなるでしょう。
今すぐに身体に現れないからと、菓子パンばかり食べている方は、気づかぬうちに重大な病気にかかってしまうリスクを高めている点を理解すべきです。
菓子パンが体に悪い理由
菓子パンが体に悪い理由は、主に以下の成分が関与しています。
- 糖質・脂質・カロリーが高い
- グルテンが含有されている
- トランス脂肪酸が含有されている
では、それぞれの成分や理由について見ていきましょう。
糖質・脂質・カロリーが高い
菓子パンの中で問題視されている成分は主に「糖質・脂質・カロリー」です。
特に加工された菓子パンは、砂糖やバター、油などがたくさん使用されているため、糖質・脂質・カロリーのいずれも簡単に摂り過ぎてしまいます。
これらの成分を過剰摂取すると体重増加や生活習慣病のリスクを高めてしまうでしょう。
グルテンが含有されている
菓子パンのほとんどが小麦粉から作られているので、グルテンが含まれています。
グルテンは消化がされにくい成分であり、摂取しすぎると粘膜が炎症を起こす、あるいは悪玉菌を増やして腸内環境の悪化を招いてしまうでしょう。
トランス脂肪酸が含有されている
菓子パンに含まれるトランス脂肪酸は、血中のLDLコレステロールを増加させます。
ショートニングやマーガリンといった食材に含まれている場合が多く、日本においてはトランス脂肪酸の規程がありません。
そのため、トランス脂肪酸を用いた菓子パンを食べ続けることで病気のリスクを高めてしまうのです。
毎日菓子パンから脱却するための対処法
毎日菓子パンを食べてしまう習慣から脱却するには、以下の方法を試すのがいいでしょう。
- コンビニに行かない
- 菓子パンをストックしておかない
- 栄養を意識する
実際に私も上記を取り入れてみた結果、自然と菓子パンを食べなくなったので個人的にもおすすめです。
無理に全て行うと反動によって菓子パンを食べたくなってしまうため、できるところから改善してみましょう。
コンビニに行かない
コンビニは菓子パンが手軽に手に入る場所です。
毎日通っていると、食べないと決めていてもついつい誘惑に負けて買ってしまうでしょう。
そのため、なるべくコンビニへ行かないような食事や飲料水の確保を行って、菓子パンを購入できる環境に身を置かない意識が大切です。
体験談ではありますが、私は残業が平常運転の会社に勤めているため、帰る頃になったらスーパーが閉まっています。
そうなると自然とコンビニでご飯を調達する機会が増え、朝ごはんも菓子パンでいいか、となっていました。
しかし、宅配弁当に切り替えてからはコンビニに行く機会も減り、なおかつ栄養補給もできるようになったので個人的におすすめです。
菓子パンをストックしておかない
自宅に菓子パンを常備しておくと、必ずといっていいほど手に取ってしまいます。
もし、どうしても菓子パンが食べたい場合には、必要な分だけ購入するようにしましょう。
栄養を意識する
栄養を意識した食生活に変えるだけで、菓子パンを食べなくなります。
菓子パンの栄養価は限られており、糖質・脂質・カロリーが高いので他の食材が食べられません。
栄養バランスの整った食事は疲れにくくなるだけでなく、集中力の持続や頭の回転にも影響を与えます。
そのため、ビタミン・ミネラル・タンパク質の摂取を意識して栄養の偏りを防ぎましょう。
どうしても菓子パンが食べたくなったら?おすすめの対策
菓子パンはおすすめしないとはいえ、いきなり全く食べないようにするのは人によって苦痛が大きいです。
急激なダイエットをするのと同じで、少しずつ菓子パンを食べない生活に慣れていくのがいいでしょう。
ここでは、どうしても菓子パンが食べたくなった際のおすすめの対策について解説します。
2〜3日に1食に減らす
毎日ではなく2〜3日に1食のペースに減らす方法をまずは実践してください。
甘いものは本能的に欲してしまうので、急にやめると食べたい欲求が強くなってしまい、挫折しやすくなります。
もし2〜3日に1食が難しいなら、4〜5日に1食といったように、従来よりも減らすことを意識しましょう。
低糖質のパンを食べる
菓子パンではなく低糖質のパンで代用するのも方法の1つです。
低糖質のパンは血糖値の急激な上昇を抑えるため、菓子パンを食べるよりも健康的といえるでしょう。
最近では、低糖質+栄養補給ができるパンの「ベースブレッド」が流行っています。
実際に食べてみましたが、菓子パンのような悪魔的な甘さはないものの、十分な甘みと食べ応えがある印象です。
低糖質の場合、全粒粉パンやライ麦パンなどの選択肢になりますが食感が気になるのがデメリットにあります。
しかし、ベースブレッドなら食感も気にならないため、菓子パンの代用として検討してみてはいかがでしょう。
タンパク質を摂る
食事の満腹感を得るには、タンパク質を多めに摂るのが最も最適です。
タンパク質は身体を構成する栄養素のため、菓子パンを摂取するよりもはるかに健康的です。
鶏胸肉やささみ、魚、豆腐といった低カロリー高タンパクな食事をすれば、ダイエット効果も期待できます。
菓子パン以外にも注意すべき食習慣
毎日菓子パンを食べ続ける以外にも、注意すべき食習慣があります。
- カップ麺
- コンビニ弁当
- 外食・出前ばかり
- 野菜不足
菓子パンを食べなければいいわけではないので、ぜひこの機会に食習慣の見直しをしてみてください。
カップ麺
一人暮らしをしている中で菓子パンと同様に多い食生活が毎日のカップ麺です。
カップ麺も菓子パンと同様に糖質や脂質が多く含まれています。
お湯を入れるだけでできるからといって、カップ麺に頼り切らないよう注意しましょう。
具体的な内容は以下の記事で紹介しているので、気になる方は参考にしてください。
コンビニ弁当
コンビニ弁当も栄養バランスが偏りがちな食事です。
野菜やタンパク質に気をつけているならいいですが、コンビニ弁当は揚げ物や炭水化物が主食になっています。
同じ弁当なら冷凍宅配弁当のほうが栄養バランスは整っているのでおすすめです。
外食・出前ばかり
外食や出前で食事をしている方も、自身の好きなものばかり頼んで栄養が偏りがちです。
ヘルシーなメニューを注文すれば問題ありませんが、せっかく外食や出前をするならガッツリした食事にしたいと考えるでしょう。
そのため、外食・出前で食事を済ませる方も、栄養バランスには注意して利用してください。
野菜不足
毎日菓子パンを食べている方や食生活が乱れている方は、総じて野菜不足です。
野菜はビタミン・ミネラルが豊富に含まれている場合が多く、栄養バランスを整えるためには欠かせない食材といえます。
特に色味の強い野菜は栄養価も高いため、積極的に摂るようにしましょう。
もし、野菜を補えない場合は、野菜ジュースで栄養補給を補助しておくと便利です。
まとめ
今回は一人暮らしで毎日菓子パンを食べ続けるリスクと対処法について紹介しました。
菓子パンは糖質・脂質・カロリーが高く、食べ続けると病気や健康に悪影響を与える可能性が高いです。
栄養バランスを整える意味でも、菓子パンを食べる量を減らし、ビタミン・ミネラルを考えた食事をしましょう。
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